
文 : あまん きみこ
絵 : 渡辺 洋二
発行所 : 文研出版
1985.12.10 初版
ページ数 : 24ページ
大きさ : 26.3 x 21.4 cm
【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】 ファンタジー
【キーワード】 月・うさぎ・やまんば
【読み聞かせ季節】 秋・中秋の名月
【読み聞かせ時間】 5:30
【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】 ファンタジー
【キーワード】 月・うさぎ・やまんば
【読み聞かせ季節】 秋・中秋の名月
【読み聞かせ時間】 5:30
【あらすじ】
4匹のこうさぎの兄妹が、
美味しいものを持って帰るはずの
お母さんを待っています。
しかし、なかなか、帰って来ません。
月が昇って、その月のなかに、
お餅をついているお母さんを発見しました。
「おかあちゃん、あんなところで何してるんだろう?」
兄弟たちは、お月さまを見ながら、話し合っています。
「おかあちゃん、あんなところで何してるんだろう?」
兄弟たちは、お月さまを見ながら、話し合っています。
この様子を 見ているものが いました。
恥ずかしがりや の やまんばです。
やまんばは、途中で
お母さんらしき うさぎを 見かけています。
どうやら、猟師に撃たれたらしい・・・
お母さんらしき うさぎを 見かけています。
どうやら、猟師に撃たれたらしい・・・
そして、こうさぎのことを 案じます。
その様子を 上から見ていたのは、秋風の子。
その全てを 見ていたのは、お月さま。
(感想)
淡々と物語りは進んでいきます。
兄妹間の会話、
恥ずかしがり屋のやまんばが勇気を出して、
うさぎたちに対して行動をとったこと、
秋風の子が、やまんばに
風に乗せて 言葉をおくったこと、
風に乗せて 言葉をおくったこと、
ふうんわりとした優しさが伝わってきます。
暖かく見守る優しいお母さんのような姿のやまんば。
絵のタッチも、優しい感じでお話と合っています。
お月見の時に、しっとりと読みたい絵本。
絵のタッチも、優しい感じでお話と合っています。
お月見の時に、しっとりと読みたい絵本。