2009年10月3日土曜日

つきのよるのものがたり

                       
 タイトル : つきのよるのものがたり
  作   : かさい まり
  絵   : 黒井 健
 出版社 : ひさかたチャイルド
         2oo7.8
ページ数 : 24ページ
 大きさ   : 25 x 25 cm

【おすすめ度】 ★★★☆☆
【ジャンル】  ファンタジー
【キーワード】 月
【読み聞かせ時期】 秋・満月の時に
【読み聞かせ時間】 5:00

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どんな本?
【あらすじ】
お月様の絵ばかり 飾られている
美術館から、ほそぼそ話し声。
「ぼくたち、おひさま、みたことないよ」
「みにいこうよ」

『つきのよる』 という  絵の中から、
ねずみたちが 抜け出てきました。

出合った くまと 仲良くなって
お日さまの下で、日向ぼっこや ブランコ遊び。
楽しい一日が、あっという間に 過ぎ・・・
帰りたくない気持ちになっていた時に
ぽっかり、お月さんが 出てきて、
ねずみたちは、絵の中のお月さまが
恋しくなりました。

(感想)
お日さまの様子も、描いてあるので・・・
お月さまだけを 楽しむには、
おすすめ度は 低い(★x3)ですが、
月というテーマ抜きならば、
もう少し、おすすめ度は 上です。

太陽の絵を 見ると
変化があって、面白みがあります。
朝日の白っぽい色、
昼間の強い光を放つ色、
夕焼けの金色、
沈んでいる時の赤紫がかった色
きれいです。

美術館のお月様しか、
見たことがなかった ねずみたちは、
お日さまの心地よさに、うっとり、
仲良くなったくまと、たくさん遊んで
帰りたくなさそうだったのに、
お月さまを見たとたん、ホームシック。

やさしい光を 放つ おつきさま、
おつきさまの顔が とても優しくて
ねずみたちを ほんわりと 包み込んで
見守ってくれているようです。

~子供の反応~
絵の中の ねずみが 抜け出してきたのが
びっくりしたし、おもしろかった。