タイトル : ないしょの
ゆきだるま
作 : 角野 栄子
絵 : 大島 妙子
出版社 : あかね書房
1998.1.31
ページ数 : 30ページ
大きさ : 30 x 21 cm
【おすすめ度】 ★★★☆☆
【ジャンル】 ファンタジー
【キーワード】 雪だるま・冬
【読み聞かせ時間】 10:00
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どんな本?
【内容】
あたり一面、真っ白な 雪。
どんどん どんどん 降り積もる。
おとうさんは、
「ゆきだるまの もとが ふってきた」と言った。
ぼくは、おとうさんと 一緒に
暖かい格好をして、庭に出る、
真っ白だ。
まだまだ、降り積もる雪の中、
ゆきだるまのもとに、
ふーって 息を吹きかけて、
お願いしながら ちいさなたまを 丸めた。
そして、おとうさんと ぼくの
二つの ゆきだるまができた。
お父さんは、どんな お願いをして
ゆきだるまを 作ったのかな?
「それは、な・い・しょ」
おとうさんは すまして 答えていたけれど…
しんと 静まり返った夜に 起こる ファンタジー。
(感想)
雪、雪の結晶、夜の月明かり。
幻想的で、ありながらも、
雪だるまの持つ可愛らしさ、元気一杯な感じ。
男通しの内緒の話…。
どすどすと、ちょっと鈍い動きも 伝わってくる 絵と文。
雪が、たくさん降り積もっている
この時期に、読んであげたくなる絵本でした。