2010年3月30日火曜日

せんねんまんねん

タイトル : せんねん まんねん
  詩  : まど みちお
  絵  : 柚木 沙弥郎
出版社 : 理論社
        2008.3
ページ数 : 32ページ
 大きさ : 28 x 23 cm

【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】    詩
【キーワード】  いのち
【読み聞かせ時間】 3:00

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どんな本?

【内容】
いつか のっぽの ヤシの木に なるために
ヤシの実が 地べたに 落ちる
その地響きで ミミズが とびだす
そのミミズは へびが のむ

あらゆる いのちが
めぐり からまりあい
つながっている

(感想)
生命の鼓動が聞こえてきそうな躍動感ある
ダイナミックな絵と
短い言葉の中に隠れている
強い生命力を感じられずには いられない。
春、夏、秋、冬、
せんねん、まんねん…
あっという間に、読んでしまえる絵本だが、
とてつもない時の流れが、
この絵本の中にはある。
生きるってことは、
一人じゃない、人間だけでもない、動物たちだけでもない、
植物も、地球も…すべて、からみあって つながっている。