2010年4月1日木曜日

おがわのおとをきいていました

タイトル : おがわのおとを
       きいていました
  作  : スズキ コージ
出版社 : 学研
       2005.8.4
ページ数 : 32ページ
 大きさ   : 24 x 22 cm

【おすすめ度】 ★★★★☆
【ジャンル】  心
【キーワード】 川
【読み聞かせ時間】 5:00

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どんな本?

【内容】
はなめんちゃんは、裏庭の小川にやってきました。
目の前の小川を 飛び越えようと思って…

実は、はなめんちゃんは ずーっと前に
この小川を 飛び越えようとして
落っこちてしまった事があるのです。

深く 息を 吸い、飛び越えようとした時、
向こう岸で、虫の声援が 聞こえてきました。
向こう岸の キリギリスと 少しお話をして
もう一度、呼吸を ととのえて 飛び越えようとした時、
小川の中から、かえるが 声を かけました。

はなめんちゃんの 目の前の小川、
果たして 無事 飛び越える事が 出来るのか…。

(感想)
目の前の小川を 飛び越す。
それも、以前落っこちたことのある いわくの場所。
はなめんちゃんは、覚悟を決めて この場所に来たのでしょう。
呼吸を整えて、いざ、飛ぼうとする
その時に 小川の周りの生き物たちが、
応援したり、冷やかしたりして、邪魔(?)が入ります。
読み手としては、今なら飛べたかもしれないのに、
本当に飛べるかな?大丈夫かな?
と、ドキドキを引っ張られて~

自分の苦手なものでも、再チャレンジする力がもらえる、
勇気をもらえる、そんな絵本だと思います。