
タイトル : ぼくのおふろ
作 : 鈴木のりたけ
発行所 : PHP研究所
2010.7.2
ページ数 : 32ページ
作 : 鈴木のりたけ
発行所 : PHP研究所
2010.7.2
ページ数 : 32ページ
大きさ : 26 x 20 cm
【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】 さがす
【キーワード】 おふろ
どんな本?
【内容】
おふろが わいた ゆが わいた
パンツを ぬいで さあ はいろう
でも ちょっと まって
まいにち まいにち おんなじ おふろ
男の子は、おふろの前に立って
腕組みをして、考えています。
ちがう おふろに はいりたい
ながいおふろ まるいおふろ
めいろのおふろ 国際会議ふろ
はちのすぶろ にんじゃぶろ
男の子は、かわったおふろを
どんどん 想像していきます。
母さんには ・・・・・・ふろ
父さんには ・・・・・・ふろ
飛行機好きの兄さんには ・・・・・・ふろ
あれあれ おふろの おゆがぬけてるぞ!
たいへん たいへん
おふろの せんが ぬすまれた!
犯人は きっと あいつ
どこだ どこだ よ~く さがしてみて!
(感想)
見返しの絵も凝っていて、
さまざまな種類のおふろが描かれています。
「ぼくは、このお風呂に入りたい。」などの会話で
本文に進む前から、盛り上がります。
冒頭の殺風景なお風呂から、
男の子の想像する夢のお風呂へと
どんどん画面が変わっていきます。
ほら、途中から、怪しげな人影が見え隠れ。
お話だけではなく、「さがす」という伏線が張られて、
ますます、面白さがアップ↑
豊かな想像力と、おふろの温かそうな湯気と、
温かい家族愛が見ることができました。
面白かった~。