
けがはえて
文 : 川北 亮司
絵 : 石井 聖岳
発行所 : くもん出版
2010.6.24
発行所 : くもん出版
2010.6.24
ページ数 : 32ページ
大きさ : 26.5 x 22 cm
【おすすめ度】 ★★★★☆
【ジャンル】 ナンセンス
【キーワード】 床屋・散髪
【読み聞かせ時間】 6:00
どんな本?
【内容】
じゃららら じゃららん
しゅしゅるる るるるん
ふしぎなおと
目が さめると
屋根の上で たくさんの毛が
風に ゆれています。
ぼくは、急いで 床屋さんに 走りました。
「ぼくの いえに けが はえたんです。
すぐ きてください。」
「ほほう・・・どんな ヘアスタイルに したいんだね」
床屋のおじいさんが、どこかに 電話をして
たすけを 呼んでいるようです。
そして、豪快に 家のやねに
はえた毛を ヘアカット。
(感想)
家の屋根から、毛が生える。
家の屋根から、毛が生える。
その発想からして、面白い。
さらに、床屋のおじいちゃんの存在。
異常な状況なのにも関わらず、
淡々と、床屋の手順を踏んで、
ヘアカットしていく。
ただ、お客さんが 大きすぎるので、
誰かに ヘルプを 呼ばなければいけない。
まずは、消防署に 電話を かけて
消防車を呼び、髪を霧吹き~。
そして、また、どこかに電話をかけている。
今度は、誰が来るのかな?
子どもは、次の登場は誰だろう?
と想像しながら、ページを めくっていました。
ドライヤーでのヘルプは、
天狗の団扇だと思ったんだけどなぁ。