2010年9月28日火曜日

カミナリこぞうがふってきた


タイトル : カミナリこぞうがふってきた
  作  : シゲリ カツヒコ
出版社 : ポプラ社
        2010.6
ページ数 : 36ページ
 大きさ  : 26 x 22 cm

【おすすめ度】 ★★★★★ 
【読み聞かせ時間】 7:00


どんな本?

【内容】
学校のかえり道 夕立が 降ってきた。
タケシは 急いで 一本杉のところまで 行き
雨やどりを していると

ドーン!

ものすごい雷とともに
目の前に でっかい あかんぼうが
おっこちてきた。

あわてて にげると
あかんぼうが ついてくる。
家の中まで ついてきた。

家族には あかんぼうが 見えないらしい。
ぼくにしか 見えないんだ。

角のはえている 大きな あかんぼうを
なんとか 家に かえさなくては!

タケシは 図書室で
このまちの むかしのことが かいてある
本を 見つけた。

(感想)
落っこちてきた あかんぼうは
「千と千尋の…」湯ばーばの赤ん坊を
彷彿させられるくらい、真ん丸で大きな体格。
雷の世界では、
「セクター7」デヴィッド・ウィーズナーの
雲工場を思い出させます。
迫力ある絵も、ワクワクするようなストーリーもいい。
面白かったです。