2009年9月16日水曜日

しろくまのこえ

9月16日は『国際オゾン層保護デー』です。
今日は、地球温暖化を考える、こちらの絵本。
タイトル : しろくまのこえ
  作  : 伊藤 年一
 出版社  : 幻冬舎 2008.9
                  エデュケーション
ページ数 : 32ページ
 大きさ    : 22 x 30 cm

【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】  環境・写真
【キーワード】 くま
【読み聞かせ時間】 7:00

Amazonで検索
【あらすじ】
絶滅危惧種にある しろくま。その親子の物語。
壮大なスケールの写真と共に 双子のしろくまが、
巣穴から出てきて ひとり立ちするまでを描く。
地球温暖化の影響を考える 今
私たちは何をしたらよいのか問いかける絵本。

(感想)
生態系の歪みが、分かります。
悲しい。叫びが聞こえます。
しろくまのえさが、以前あった場所にない。
お母さんから教えてもらったとおりにしているのに・・・
どうして!?

しろくまの獲物は、温暖化のために
今まで暮らしていたところでは住み難くなった。
その為、大移動をしてしまい、
しろくまは何が起こったか分からず、
獲物(えさ)がなくなって戸惑っている。

環境が変われば、自分も変わるしかない。
そこに対応していけるのだろうか。
人間が壊してしまった自然界
豊かで平和な日本にいたら、分からない事。

しろくまは、否が応でも その現状を受け入れるしかありません。
生きていくために・・・。
私たちにも何かできることはあるはずです。
‘ちりも積もれば山となる’ 一人一人が、
気をつけて努力すれば・・・
地球を愛して守っていかなければ・・・
本当に考えさせられる絵本です。