2009年9月13日日曜日

オオカミくんはピアニスト


 タイトル  : オオカミくんはピアニスト  
   作   : 石田 真理
 出版社 : 新風舎
        2005.10.25 初版
 ページ数 : 36 ページ
 大きさ    : 28 x 22 cm
   
【おすすめ度】 ★★★★☆
【ジャンル】 ファンタジー・心に沁みる
【キーワード】 オオカミ・ピアノ
【読み聞かせ時間】 7:00

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どんな本?
【あらすじ】
オオカミくんは ピアニスト。
    

ただ ひとり、広い砂漠のようなところにいます。
そこに、鳥さんが手紙を運んできました。
「ぜひピアノをきかせてください」という手紙と貝殻。

     
大きなグランドピアノを引っ張って、
オオカミくんは、ピアノを弾くために
手紙の主へ会いに行きます。
     

よろこびと楽しいひとときを過ごし、
お礼に、オオカミくんには
食べれない魚を受け取ります。
    

そして、帰ります。
また、ひとりぼっち・・・
     

そこへ、また鳥さんが手紙を運んできます。
      
(感想)
まず、表紙の絵を見て
まつげが長く、サラサラヘアのオオカミに
繊細で儚げな印象を持ちました。
おしゃれなピアニスト。
でも、女の子ではなさそう。
        

孤独・孤高なオオカミ。
時々、必要とされてピアノを弾きに行く。
サラッと描いてあるのだけど、遠くまでの
その道のりの大変さも伝わっていきます。

    
ピアノを聴くために 集まった動物達と
楽しいひとときを過ごすために・・・

      
お礼にもらうものは、オオカミくんには
食べられないもの。
でも「ありがとう」と言って受け取る優しさ。
大人です。なかなかできません。
相手を思いやる気持ち。

     
でも、演奏が終わったら、また、ひとり。
あんなに楽しい時を過ごしたのだから
一緒にいたらいいのに・・・
なぜ、そうしないのだろう?
切ない、しみじみと考えさせられる絵本。