2009年9月22日火曜日

うみのポストくん

今日9月22日は、国際ビーチクリーンアップデー。
世界70国余りが参加。    
9/22前後に 海岸のゴミを拾い集め、
地球環境への影響を調査しているそうです。


タイトル  : うみのポストくん
  作   : 山下 明生
  絵   : 村上 康成
 出版社 : 教育画劇
        2007.7.1
ページ数 : 34ページ
 大きさ  : 21.5 x 26.0 cm

【おすすめ度】 ★★★☆☆
【ジャンル】  ファンタジー・海
【キーワード】 ポスト・たこ
【読み聞かせ時間】 9:00

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どんな本?

【あらすじ】
海の中に古びたポストがあります。
ダイバー専用のポスト。

夏には、毎日、誰かが訪れていたのですが
寒くなってくると、潜って来る人がいません。
このポストに、手紙ではなく
タコの夫婦が住み着きました。

やがて、たくさんの卵を産み、
可愛い赤ちゃんも一緒にポストの中で暮らします。
ある日、ポストくんに赤ちゃんたちを預けて
タコの夫婦は、遠いところまでお出かけ。

お留守番をしている間に、
激しい嵐がポストくんとタコの赤ちゃんに
襲い掛かります。

(感想)
海の中のポストに棲みついたタコ。
産まれてくる赤ちゃんは、
本当にたくさんで、絵をみていると
まるで‘崖の上の〇〇○’のワンシーンのよう。
とっても、可愛いです。

夫婦のお出かけも、
妻に対する旦那様の優しい気遣いからのもの。
なんだか、にくいねぇ。ほんわかしちゃいます。

留守番中、嵐が起きて大変なときには、
タコの赤ちゃんを守る・助ける為に
ポストくんや海の生物たちが協力して
様々な問題に立ち向かうところも
素敵な場面。

何かを訴えるには、ちょっと押しの足らない
軽い感じの絵本になっているような・・・
でも、大変な時は、みんなで協力する。
綺麗な海を守っていく。
というは、多少なりとも伝わるかな~。

ちなみに、和歌山県すさみ町には、
実際に、海の中にポストがあり
投函をすれば、普通のポスト同様、
世界各国送れるそうです。