世界70国余りが参加。
9/22前後に 海岸のゴミを拾い集め、
地球環境への影響を調査しているそうです。

タイトル : うみのポストくん
作 : 山下 明生
絵 : 村上 康成
出版社 : 教育画劇
2007.7.1
ページ数 : 34ページ
大きさ : 21.5 x 26.0 cm
【おすすめ度】 ★★★☆☆
【ジャンル】 ファンタジー・海
【キーワード】 ポスト・たこ
【読み聞かせ時間】 9:00
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どんな本?
【あらすじ】
海の中に古びたポストがあります。
ダイバー専用のポスト。
夏には、毎日、誰かが訪れていたのですが
寒くなってくると、潜って来る人がいません。
このポストに、手紙ではなく
タコの夫婦が住み着きました。
やがて、たくさんの卵を産み、
可愛い赤ちゃんも一緒にポストの中で暮らします。
ある日、ポストくんに赤ちゃんたちを預けて
タコの夫婦は、遠いところまでお出かけ。
お留守番をしている間に、
激しい嵐がポストくんとタコの赤ちゃんに
襲い掛かります。
(感想)
海の中のポストに棲みついたタコ。
産まれてくる赤ちゃんは、
本当にたくさんで、絵をみていると
まるで‘崖の上の〇〇○’のワンシーンのよう。
とっても、可愛いです。
夫婦のお出かけも、
妻に対する旦那様の優しい気遣いからのもの。
なんだか、にくいねぇ。ほんわかしちゃいます。
留守番中、嵐が起きて大変なときには、
タコの赤ちゃんを守る・助ける為に
ポストくんや海の生物たちが協力して
様々な問題に立ち向かうところも
素敵な場面。
何かを訴えるには、ちょっと押しの足らない
軽い感じの絵本になっているような・・・
でも、大変な時は、みんなで協力する。
綺麗な海を守っていく。
というは、多少なりとも伝わるかな~。
ちなみに、和歌山県すさみ町には、
実際に、海の中にポストがあり
投函をすれば、普通のポスト同様、
世界各国送れるそうです。