2009年10月13日火曜日

まじょのくつ


タイトル : まじょのくつ
  作    : さとう めぐみ
発行所  : ハッピーオウル社
        2005.4
ページ数 : 32ページ
 大きさ   : 19 x 25 cm

【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】  ファンタジー
【キーワード】 魔女
【読み聞かせ時間】 9:00

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どんな本?

【内容】
魔女の帽子が、強い風で 飛ばされて
小川の中に、ポチャン!
魔女は、靴を脱いで小川の中に 入り
帽子を 探し始めました。

子牛が、脱ぎ捨ててある魔女の靴を見つけて、
頭の上に乗せました。
すると、もわっと けむりが あがり
立派な黒牛に変身しました。
そして、魔女の靴の代わりに、
白いものを置いていきます。
その白いものを見つけた動物は・・・
靴から始まる連鎖で、お話が続いていきます。

(感想)
連鎖のお話は、繰り返しの言葉が出てきたりして、とても読みやすい。
子供は、魔法というワクワクするような世界のお話に興味を持って
聞いてくれました。
魔女が出てくるので、低学年のハロウィン向けの
読み聞かせ絵本として良いのでは?

たくさんの動物が出てきて、
皆、勝手に置いてある物を拝借。そして、
なりたい動物に変身していくのだけれど・・・
動物だって、一人で生きているわけではないですもの。
誰か気にかけてくれるひとがいる。
変身した姿では、見つけてもらえない。
魔法も魅力的で惹かれるけど
やっぱり、元の姿が一番いいと思うなぁ。