2009年10月17日土曜日

おまたせクッキー


タイトル : おまたせクッキー
  作  : ハッチンス
  訳  : 乾 侑美子
出版社 : 偕成社
        1987.8
ページ数 : 24ページ
 大きさ   : 21 x 26 cm

【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】  算数
【キーワード】 クッキー
【読み聞かせ時間】 4:30

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どんな本?

【内容】
おかあさんが、クッキーを焼きました。
2人の兄妹が、6つずつ クッキーを分けて、
食べようとすると、玄関のチャイムが鳴り、
友だちが2人遊びに来ました。
「ちょうど良かったわ。いっしょにおやつを食べていって」
と おかあさん。

クッキーは、3つずつ 分けられました。
そして、次々に チャイムがなり、友だちが増えていって
とうとう、クッキーは、ひとり1つずつに・・・
また、玄関のチャイムが なりました。
今度は、ドアを……開ける?

(感想)
2人で分けて食べるはずだったクッキーは
友だちの訪問によって、食べる個数は
ドンドン減っていく。
口を開いて文句を言うものはいないが、
ちょっと心配げな不安な表情。

ひとり1つずつになったクッキー。
もう分けることは、できないのに
玄関のチャイムが鳴っている。
こんどは、何人友だちが訪れるのかな?
ドアを開けるまでの短いけど長く感じる間、
固唾を呑む子供たち。ドキドキ。

(クッキーの)数が、計算できるぐらいの
中学年の読み聞かせにいいかなと思いました。