タイトル : おまたせクッキー
作 : ハッチンス
訳 : 乾 侑美子
出版社 : 偕成社
1987.8
ページ数 : 24ページ
大きさ : 21 x 26 cm
【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】 算数
【キーワード】 クッキー
【読み聞かせ時間】 4:30
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どんな本?
【内容】
おかあさんが、クッキーを焼きました。
2人の兄妹が、6つずつ クッキーを分けて、
食べようとすると、玄関のチャイムが鳴り、
友だちが2人遊びに来ました。
「ちょうど良かったわ。いっしょにおやつを食べていって」
と おかあさん。
クッキーは、3つずつ 分けられました。
そして、次々に チャイムがなり、友だちが増えていって
とうとう、クッキーは、ひとり1つずつに・・・
また、玄関のチャイムが なりました。
今度は、ドアを……開ける?
(感想)
2人で分けて食べるはずだったクッキーは
友だちの訪問によって、食べる個数は
ドンドン減っていく。
口を開いて文句を言うものはいないが、
ちょっと心配げな不安な表情。
ひとり1つずつになったクッキー。
もう分けることは、できないのに
玄関のチャイムが鳴っている。
こんどは、何人友だちが訪れるのかな?
ドアを開けるまでの短いけど長く感じる間、
固唾を呑む子供たち。ドキドキ。
(クッキーの)数が、計算できるぐらいの
中学年の読み聞かせにいいかなと思いました。