タイトル : となりのまじょの
マジョンナさん
作 : ノーマン・ブリッドウェル
絵 : 長野 ヒデ子
訳 : ながつき るり
出版社 : 偕成社
2001.11
ページ数 : 32ページ
大きさ : 29.5 x 21.5
【おすすめ度】 ★★★★☆
【ジャンル】 ファンタジー
【キーワード】 魔女
【読み聞かせ時間】 5:30
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どんな本?
【内容】
うちのとなりに 引っ越してきたときから
マジョンナさんは魔女、
かもしれないって思っていた。
家は黒い色に塗り替えるし、
洗濯物を見ても、ほら、魔女だって分かる。
時々、近所の人に魔法をかけるけど、
傷つけるどころか、一緒にいると楽しいことばかり
だけど、大人は、魔女だというだけで
迷惑だとか、出ていけ、だとか・・・
(感想)
子供にとても懐かれている マジョンナさん。
だけど、大人はマジョンナさんと、ゆっくり話もしないで、
魔女というだけで、悪のイメージを持つのか 出て行けと言う。
大人は、いつの間にか、一般的な概念や とらわれ がある為に
本当の姿が見えなくなっているのでは?
反面、子供は‘とらわれ’がないので、素直に受け入れることが出来
魔女であろうが、なかろうが関係ないのでしょう。
自分たちを愛してくれる安全で優しい人とだと、
見たり、接っしたりすることで、感じ取っていたのでしょう。
最後のページのマジョンナさんの言葉をみると
やはり、子供が大好きなんだなぁと しみじみ。
理想のママ像!?
この子ども達のように、フィルターをかけずに
人と接することが出来る人になりたいな。