タイトル : どんぐりロケット
作 : 早川 順子
発行所 : ほるぷ出版
2009.8.30
ページ数 : 32ページ
大きさ : 24.0 x 21.0 cm
【おすすめ度】 ★★★★☆
【ジャンル】 ユーモア
【キーワード】 どんぐり・月・ロケット
【読み聞かせ時期】 秋
【読み聞かせ時間】 6:30
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どんな本?
【内容】
川辺で、2匹のネズミが どんぐりを集めています。
『どんぶり どんぶら どんぐらこー』 と
そこに大きなどんぐりが、流れてきました。
早速、2匹は、どんぐりを引き上げて食べはじめ、
おいしくて、夢中になっていると
ぷ ・ ぴ~~~
おならが、出ちゃいました。
このおなら、なんと飛べるんです。
2匹は、想像を膨らまして考えます。
どんぐりおなら燃料で、月まで行けたらな~。
(感想)
‘どんぐり どんぶら どんぐりこー’
小気味良いフレーズは、読み手もワクワクしてしまう。
どんな楽しい事が、待ち受けているのだろうって。
どんぐりを食べた おならで飛べる。
この馬鹿馬鹿しさが、子供には大うけでした。
おなら燃料ならではの、ロケット出発カウントダウン。
ここでも、クックック(笑)
短く分かりやすく月の性質が、絵と文で書いてある。
この部分は、本当の事なんだよと言いたいのを
うんと堪えて、読み聞かしました。
絵本=勉強になると、子供にとって
つまらないものになってしまう恐れがあるから。
ただ、どこかで覚えていてくれて、学校で習うときに
頭の引き出しから、このことを思い出してくれたらな。
酸素ボンベの中身は……なるほど~そうきましたか。
見返しの宇宙日記も面白い。ユーモアたっぷりの絵本。