タイトル : すくすくむらものがたり
かぼちゃのおうち
作 : コリン・マクリーン
マイラ・マクリーン
訳 : 岡部 史
発行所 : カワイ出版
1996.2.1
ページ数 : 24ページ
大きさ : 23 x 23 cm
【おすすめ度】 ★★★★☆
【ジャンル】 ファンタジー
【キーワード】 かぼちゃ
【読み聞かせ時期】 秋・10月
【読み聞かせ時間】 6:00
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どんな本?
【内容】
かぼちゃが大好きなピーターさんは
かぼちゃのおうちに住んでいます。
ある朝、おうちの壁を 夜の間に
くりぬいていった何者かがいました。
その為、家のなかは寒くなりました。
ピーターさんが、
仕事に出かけたさきで見たものは…
かぼちゃパイを食べるぼうや、
かぼちゃスープを飲む少女、
ふーむ…。
ハロウィンの夜、また、おうちの壁を
狙いに来たものは 一体何者だったのでしょう。
(参照)
Peter, Peter, pumpkin eater
(マザーグースの歌)
Peter, Peter, pumpkin eater,
Had a wife and couldn't keep her.
He put her in a pumpkin shell
And there he kept her, very well.
(感想)
ピーターさんは、かぼちゃが大好き~
マザーグース(上記記載)から、ひらめいたお話のようです。
ピーターさんは、かぼちゃのおうちを壊した
犯人を探しているよう、でも、確かな証拠がないのに、
むやみに人を疑うのは良くないとも思っています。
ハロウィンの夜、子供たちとお話をして、
家を壊した犯人の目星をつけますが……
やさしい絵でかかれていますが、
この動物は、悪魔や魔女と関わりの深いもの、
ちかくに、ほうきが置いてあるのも、その後のことも、
だいぶ、ハロウィンを意識して描かれているようです。
話の元になっているマザーグースも、
いろんな解釈が出来るようですし、
ん~意外と奥深い?