タイトル : オバケやかたの
ひみつ
まんげつのよるになにかがおこるよ
作 : 大島 妙子
発行所 : 偕成社
2001.9
ページ数 : 32ページ
大きさ : 25 x 19 cm
【おすすめ度】 ★★★★☆
【ジャンル】 ファンタジー
【キーワード】 おばけ・月
【読み聞かせ時間】 8:00
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どんな本?
【内容】
オバケが 大好きな マイケルくんは、
ある日、パパの仕事部屋で、
古い おうちの模型を 見つけます。
くもの巣が かかっていて
オバケやかたみたいです。
すっかり気に入って、
自分の部屋に運びました。
その日は、キレイな満月の夜。
オバケやかたに、あかりがついています。
おそるおそる中をのぞくと、
本物のオバケがいっぱい……
満月の夜に起こる不思議な出来事。
(感想)
現実と非現実の切り換わりに、色トーンの変化。
とても効果的に感じました。
ハッキリと明るい色使いで描かれているのが
非現実世界、その為、現われたオバケは、
ちっとも怖くない。
にぎやかな子供たちみたいで愛らしくもある。
パパが、一番最初におばけやかたの秘密を
知ったのは いつだろう?
裏表紙を見ると飼犬チャッキーの首を傾げた後姿、
君も行きたかった?読み終わった後も
いろいろと想像をかきたてられる物語でした。