タイトル : たなかさんちのおひっこし
作 : 大島 妙子
発行所 : あかね書房
1993.12 初版
ページ数 : 32 ページ
大きさ : 26 x 19 cm
【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】 ユーモア
【キーワード】 引っ越し
【読み聞かせ時間】 5:30
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どんな本?
【内容】
たなかさんは、ねこのチャメと
にわとりのオフクロサンの3人で暮らしている
かわいい おばあちゃんです。
生まれたときから、住んでいる古い家は、
今では、高いビルの間に挟まれて
ちょっと住みにくそうです。
そんなある日のこと、
おうちに 巨大な足がはえました。
おろおろしている おばあさんを尻目に
どんどん 家は歩いていきます。
夜も更けてきましたが、まだ 歩き続けます。
休まず、ズシンズシン 歩いて
おうちが、ピタリと止まった所は……。
(感想)
表紙には、おばあさんの絵。
独り暮らしのおばあさん、
さぞ引っ越しは大変なことだろうと
思いきや…家自身が歩いて引っ越しするなんて!!
突拍子もない発想に、
ビックリしたのと面白いのが一緒になって笑いました。
しかも、たなかさん(おばあちゃん)最初はビックリするものの
すぐに、その状況に馴染んでしまっているのも面白い。
少々の事には動じない、逆にこの状況を楽しんじゃおう
という感じが伝わり、おばあちゃんのすごさに脱帽。
「ありえんしー」と言いながら、子供も面白がってみていました。
最後のページでは、こっちも、こんなふうにして来たんかな~
なんて、じっくりと見比べていました。
・続編で、こんなのも、あります。こちらも、おすすめ。
庭では、ひまわりが咲き、スイカの収穫中なので、季節は夏。
〔たなかさんちのだいぼうけん〕