タイトル : もぐらのホリーと
もぐらいも
作 : あさみ いくよ
発行所 : 偕成社
2005.9
ページ数 : 32ページ
大きさ : 19 x24
【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】 友情
【キーワード】 さつまいも・もぐら
【読み聞かせ時期】 秋
【読み聞かせ時間】 8:00
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どんな本?
【内容】
もぐらのホリーは、せっせと土の中を掘って
えさのミミズをリュックの中に入れています。
ずっと、掘りすすめていくと
もぐらに そっくりな さつまいもを見つけます。
独り取り残されてしまった さつまいもに ホリーは
『もぐらいも』と名付けて、一緒に遊ぶようになります。
さつまいもは、自力で動けないので
ホリーに 体を押してもらい、土の中を
いろいろ連れて行ってもらって楽しい時を過ごします。
ある日、モグラいもは「地上にでたい」と言います。
ホリーは、大切な友だちとずっと一緒に遊んでいたいけど、
地上にでるのは、もぐらのホリーには困難なこと。
友だちの夢を、叶えさせてあげることが出来るのでしょうか?
(感想)
もぐらのホリーともぐらいもの出会い
↓
もぐらいもの願いとホリーの思い
ホリーの葛藤
↓
別れ
↓
再会
ストーリーの展開が、不自然ななく
しかも、ほっとさせるような結末になっている。
絵本に記載されている対象年齢は低いですが、
内容は、高学年でも全く問題なく、感動できる作品だと思います。
友だちのことを、本当に思いやるってこういうことなのだと、
また、命は、また新しい芽として生き続けることができるってことが
分かる、感じ取れる絵本だと思います。