タイトル : ふくろうとにわとり
文 : 唯野 元弘
絵 : 毛利 将範
発行所 : すずき出版
2008.11.10
ページ数 : 24ページ
大きさ : 20.7 x 27.9 cm
【おすすめ度】 ★★★★☆
【ジャンル】 民話(日本)
【キーワード】 太陽
【読み聞かせ時間】 4:30
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どんな本?
【内容】
むかし、むかし、お日様が
何日も出てこない日が続いて
動物たちは、困り果てて
相談をはじめました。
そして、寝坊しているのでは?と考え、
東の岩山に住んでいるお日様を
起こしに行くことにしました。
起こしにいくものは、空を飛べる鳥たち。
さぁ、出発というときになって、
にわとりが慌ててきました。
『ぼくも、とりです』
でも、飛べないにわとりは、残るように~
と、物知りふくろうが言いました。
(感想)
今年は、日食という自然の力で起こる
イベントがあったときに、この絵本を
読み聞かせれば、よかったと後悔。
その時は、天体にまつわる科学的な絵本を
探し求めていましたが、
昔話で こんなにマッチした話があることを
すっかり忘れていました。
太陽が姿をかくす『天の岩戸』を素材にした絵本。
ふくろうとにわとりの習性も…こんな訳だったのね。