タイトル : トリフのクリスマス
作 : アンナ・カリー
訳 : 松波 史子
出版社 : くもん出版
2001.12.24
ページ数 : 30ページ
大きさ : 25.5 x 25.5 cm
【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】 クリスマス
【キーワード】 プレゼント
【読み聞かせ時間】 10:30
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どんな本?
【内容】
こねずみの兄妹は、サンタに手紙を書いています。
でも、トリフだけは、何をお願いするか悩んでいます。
本当は、フラフープが 欲しいのだけれども、
家族みんなで使っている毛布が
破れて小さくなっているので、それも欲しいな~。
なかなか決めれないトリフは、
お姉さんにせかされて、手紙にはフラフープと書きます。
夜になって、おかあさんねずみに、
毛布をかけてもらうのですが
小さくて、ちびちゃんや自分の肩や足が
はみ出てしまい、寒くて眠れません。
そこで、トリフは、サンタに会いに行って、
クリスマスプレゼントを 毛布に かえてもらうように
お願いに出かけます。
(感想)
トリフが、自分の欲しいものにするか、
皆が必要としているものにするか悩み、
一度は、自分の欲しいものに決めましたが、
最終的には、皆のことを考えて
サンタさんにプレゼントをかえてもらうようお願いに行く。
これは、2つのお願いをしちゃいけないって
思っているからなんですよね。
今時の子は、どうなのでしょう?
おじいちゃんからは、あれを貰って
お父さんからは、これを貰って…と
欲張りになっていないかしら?
クリフの優しい素直な心は、サンタさんに通じて、
素晴らしいクリスマスの朝を迎えれて…
心がほっこりとする温かいお話でした。