タイトル : むかし むかし
とら と ねこは…
作 : 大島 英太郎
出版社 : 福音館
2009.4.30
ページ数 : 36ページ
大きさ : 26 x 27 cm
【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】 昔話(中国)
【キーワード】 とら
【読み聞かせ時間】 12:00
Amazonで検索
どんな本?
【内容】
むかし、とら と ねこは 山の中で暮らしていました。
その頃、とらは、とても のろまで、
獲物をとることが できず、
他の動物からも、『のろま』と からかわれていました。
一方、ねこは 体が小さくても、すばしっこく
たくさんの獲物を とることができました。
そこで、とらは ねこに 弟子入りを します。
修行初日、ねこに言われたとおり、
誰にも見られないように 約束の場所に来ました。
すると、ねこは、こういいます。
『ねこなかまに、代々伝わるひみつのわざ…
けっして 他の動物には教えないでください』
とらが木に登れないわけ、
ねこが人間のそばにいるようになった理由が分かります。
(感想)
ねこは仙人っぽいし、とらは肩を落としていて
間抜けな感じがします。
しかし、わざを教えてもらうにつれて
次第に迫力ある虎に変わっていきます。
後半、わざとねこは教えなかったのかな~
恩を仇で返すとは、このことかな。
文章は長いけれど、難しい言葉があまり出てこず、
修行に魅力を感じている我が子には好評でした。