2009年12月24日木曜日

お星さまのおくりもの


タイトル : お星さまのおくりもの
      (グリム童話/星の銀貨)
 絵 : エウゲン・ソプコ
 訳 : 中村 妙子
出版社 : 新教出版社
        1989.9.25
ページ数 : 26ページ
 大きさ  : 29 x 22 cm

【おすすめ度】 ★★★★☆
【ジャンル】  グリム童話
【キーワード】 与える・星・銀貨
【読み聞かせ時間】 4:30

日本語版の画像がなったため、ドイツ語の絵本画像を載せました。
タイトル文字は違いますが、描かれている絵は日本語版と同じです。

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どんな本?

【内容】
むかし、あるところに、小さな女の子がいました。
両親は 亡くなり、一人ぼっちでした。
住むところも、着がえの服も なくなってしまったので
旅に出ることにしました。

親切な人が、パンをひとつ くれました。
しばらく、歩いていくと、
おなかを空かせた男の人に会います。
女の子は、たったひとつしかないパンを
男の人にあげます。

しばらくいくと、頭が寒いという 女の子に会います。
今度は、かぶっていた帽子を、
女の子にあげます。

しばらくいくと、裸で ふるえている男の子がいます。
今度は…
女の子は、着るものも食べるものも失ってしまいました。

夜空からは、星が降ってきます。
気がつくと、女の子は すてきな洋服を着ていました。

(感想)
孤独で、その上、何も持っていない
女の子が かわいそうで…
表紙絵のように、
せをつかむまでの道のりが長すぎて辛い。
でも、最後の最後には報われる。
与えることの意味は?