2010年1月22日金曜日

ないたあかおに

タイトル : ないたあかおに
 作 : 浜田 広介
 絵 : 黒崎 義介
出版社 : フレーベル館
        1987.1
ページ数 : 32ページ
 大きさ   : 26 x 21 cm 

【おすすめ度】  ★★★★★
【ジャンル】  友情・心
【キーワード】 おに・優しさ
【読み聞かせ時期】 節分
【読み聞かせ時間】 9:00

どんな本?
他の出版社からも、たくさん出ている絵本です。

【内容】
ある山に、心の優しい 赤おにが、住んでました。
赤おには、人間たちとも、仲良くなりたいと思い、
戸口に、こんな立て札を立てました。

『こころの やさしい おにのうち です。
 どなたでも おいでください。』

この立て札を見た人間たちは、
だまして、とって食われるに違いないと
逃げていきます。疑って、よりつきもしません。

赤おにが、人間と仲良くなりたいのに できない、
そんな 事情を知った 友達の青おにが、
一芝居うって、赤おにの希望を 叶えてあげますが…

(感想)
泣いた赤おにの求めるものとは、なんだったのでしょう。
それは、皆が仲良く行き来できること。
それなのに、赤おにの行き場のない寂しさが残ります。
人間の心と鬼の心、
本当に美しかったのは どちらでしょう。
悪者を演じた青おには、
村の人間には、最悪な鬼と思われたでしょう。でも・・・。
奥深い、考えられる絵本でした。