タイトル : かえるをのんだ
ととさん
再話 : 日野 十成
絵 : 斎藤 隆夫
出版社 : 福音館
2004.1.1
ページ数 : 32ページ
大きさ : 20 x 27 cm
【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】 昔話(日本)
【キーワード】 おに
【読み聞かせ時期】 節分
【読み聞かせ時間】 7:00
Amazonで検索
どんな本?
【内容】
むかし、あるところに、仲の良い
ととさんと かかさんが すんでおった。
ある日、ととさんの おなかが 痛くなった。
かかさんに 相談すると、
「お寺の和尚様に聞いてみるといい」
和尚様に、相談してみると
「お腹に虫がいるせいじゃから、
かえるを のむといい」
そこで、ととさんは、かえるを
捕まえて 丸呑みした。
すると、かえるが
お腹の虫を食べたので 具合がいい。
でも、かえるが お腹の中で
気持ち悪く歩く…どうしたらよいだろう。
そこで、また、和尚様に相談にいくと…
新潟県に伝わる
「まわりもちの運命」 という昔話。
(読み聞かせをして)
4年生のクラスで読み聞かせしてきました。
皆、食い入るように見てくれて、
読み聞かせの最中でも、
思わず声が出てしまう子がチラホラ。
真剣に見ていて、声が出てしまうのは、
邪魔どころか、とても嬉しく感じます。
子どもたちの声
「ととさんって、どんなに大きいの?」
「ぬるぬるしたもんばかり、気持ち悪いよ~」
「最後の…が出てくる場所が面白い」
「猟師が かわいそう」
それぞれ、感じるところ、見るところが違います。
何気なく読んでいる自分の方が、
子どもたちの声に気づかされるものがありました。