タイトル : おもちのきもち
作 : かがくい ひろし
出版社 : 講談社
2005.12.14
ページ数 : 24 ページ
大きさ : 26.5 x 21.5 cm
【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】 ユーモア
【キーワード】 鏡餅・正月
【読み聞かせ時間】 3:30
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どんな本?
【内容】
もう、たいへんなんです。
気がつくと、わたくし なんども
頭を 叩かれて おりました。
兄弟たちは、
ペッタンコに 伸ばされたり、
プッチンと ちぎられたり、さんざんです。
かくいう わたくしは かがみもち。
今のところ、大事に 飾られていますが、
いつなんどき、食べられることやら…おそろしや、
ここは 一大 決心をして…それー!
(感想)
食べ物なのに、こんなにも表情豊かに
(顔?擬人化して)描くことが出来るんですね。
難しい神妙な鏡餅の顔も、愛らしくみえてしまう。
言葉使い、面白味がある。
もちろん、お話も 期待を裏切らない、
かがくいさんワールドが 広がっています。
学校での読み聞かせは、
鏡開きの日前後が最適かな~と思います。