2010年2月8日月曜日

ふしぎ

タイトル : ふしぎ
       金子みすゞ 詩の絵本
  作  : 金子 みすゞ
  絵  : たむら かずみ
出版社 : 金の星社
        2005.11
ページ数 : 24ページ
 大きさ   : 18 x 22 cm

【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】  詩
【読み聞かせ時間】 1つの詩で1分弱

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どんな本?

【内容】
金子みすゞの詩の世界が、
かわいいイラスト共に…。
イラストのふきだしからは、
詩の意味や楽しみ方のヒントが載っています。

(感想)
『みすゞこれくしょん』はシリーズ化されていて、
全5巻あります。その中でも、この『ふしぎ』は
みすゞさんの詩作成の根底にあるものだと
思っています。
「ふしぎ」の詩から、一部転載します。

わたしは ふしぎで たまらない
だれに  きいても わらってて、
あたりまえだ、ということが。

何気ない日常の中から、
不思議だと感じる心があったからこそ、
こんなにも優しく相手のことを思いやる詩が
書けたのではないかと思います。
今の学生は、塾や習い事で忙しい毎日を
送っている方が多いようですが、
このような感受性を育てる絵本を読むこと、
考え、感じる時間も必要なのではないでしょうか。

この絵本の中から、もうひとつ作品紹介します。

金子みすゞ詩の世界みすゞこれくしょん©HeartFactory