2010年3月8日月曜日

あのときすきになったよ

タイトル : あのとき
       すきになったよ
 作 : 薫 くみこ
 絵 : 飯野 和好
出版社 : 教育画劇
        1998.4
ページ数 : 32ページ
 大きさ   : 24.5 x 21.0 cm

【おすすめ度】 ★★★★★
【ジャンル】  心
【キーワード】 ともだち
【読み聞かせ時間】 7:30

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どんな本?

【内容】
私は、1年2組の かさまつ ゆいこ。
後ろの席には、「きくちさん」がいる。
おしっこ漏らしてばかりいるから
「しっこ」って名前にされた。
でも、私は「きくちさん」って呼ぶ。
心の中で、ときどき「しっこ」って呼ぶけど…。

しっこさんは、ときどき 私のじゃまをする。
ブランコの取り合いをして
お互い、泣いているうちに、休み時間が終わった。
悪口が 体中で あばれまわった。

 しっこのしっこたれ
 うんこたれ
 ぶたぶたのぶう
 おにばばのはなくそ

私と しっこさんの 学校生活。
けんかを していたのに…
好きじゃなかったのに…
なんで 仲良くなったのかな?

(4年生に読み聞かせ)
休み時間や下校時の様子など、絵本の中の世界は、
自分たちと同じ学校の中の出来事ですから、
こういうことあるよな~なんて感じてもらえたかどうか。
主人公が、怒り狂うときや
金魚事件の後の会話などの場面では、
アチコチから、笑い声や感嘆詞が 聞こえてきて、
反応がしっかりとあり、読み応えのある絵本でした。