タイトル : 森のじゃんけんぽん!
さく ・ え : はらだ ゆうこ
発行所 : 旺文社
2009.4.10
ページ数 : 48ページ
大きさ : 22.1cm x 23.6cm
【おすすめ度】 ★★★★☆
【ジャンル】 ともだち
【キーワード】 じゃんけん
【読み聞かせ時間】 6:00
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どんな本?
【内容】
夜も ふけた、森の中、
じゃんけん大会で
最後に残ったのは、
オオカミのボスと、キツネの大将です。
勝ったほうには、
カラスが 集めてきた
ゴミ捨て場に あった物を
全部 もらうことが 出来ます。
まだ、使える物が たくさん あります。
両者とも、負けられないと
燃え上がっています。
『そろそろ じゅんびは いいカァ~?』
行司役のカラスが、一声。
そこで、オオカミのボスは、
作戦タイムを くれないか、申し出た。
待たされたキツネの一族は、
どんな作戦なのか、気になっている様子。
戻ってきた オオカミのボスは、
『かならず パーをだす。』と言った。
今度は、キツネの大将が、作戦タイムをもらった。
本当に、オオカミは、パーを出すのか。
ウソなのか。
その裏を 読んでいるのか?
待っている オオカミも、
相手が何を出してくるのか
色々、想像しています。
両者とも、
ギリギリまで、何を出そうか考えています。
さぁ、いよいよ、勝負の時が やってきました。
じゃーん、けーん・・・
ぽんっ!
(感想)
たかが、じゃんけん。されど、じゃんけん。
単純な遊びほど、考え盛り上がるのです。
オオカミ、キツネ、両者の考え行きついた
じゃんけんは、ぱー、ぐー、ちょき…
何で 勝負に出たのでしょうか。
気持ちよく終われるような対戦結果になっています。
何を出したのか、その理由は…読んでのお楽しみです。
カラスが、集めたゴミの山にも注目したいです。
使えるのに、捨てているものはないかな?